酒屋であった山村商店が、なぜお米を扱うようになったのでしょう?

山村商店が、本格的にお米の販売に注力したのは、平成5年「平成の米騒動」が起こった年でした。
異常気象によるお米の大不作により、国産のお米が米屋さんの店頭から消え、消費者による争奪合戦が起こりました。
多くの米屋さんはタイ米を仕入れて販売しその場をしのぎました。
山村商店では、国内の米農家生産者から直接仕入れて販売することはできないかと考え、これまで築いてきた繋がりを持って「米座」という国産米の専門店を立ち上げました。
そして、従来のお米屋さんとは違う、店頭でその場で精米して販売するというスタイルを構築しました。
これには多くの生産者の協力があり、現在の販売ルートを確立させました。